■ケブラーR (KEVLAR)
切り裂きには優れた威力を発揮します。ケブラー繊維で作られた防御衣服!!見た目もまったく違和感がありません。また防火にも優れておりデモ映像のように表面は焼け落ちてもインナーのケブラー素材には殆どダメージはありません。但し、ケブラー生地に耐熱性はあっても断熱性はございませんのでご注意ください。
使用上の注意
・防刃に優れた効果を持つケブラー繊維ですが、アイスピックのような先が細く尖った凶器による突刺しなどは防げません。
・ご家庭で洗濯できます。洗濯の際、洗剤は漂白剤の入っていない弱アルカリ系の家庭用市販洗剤を使用して下さい。直射日光には当てずに陰干しして下さい。
・ケブラー繊維は紫外線により変色し強度が低下します。ご使用にならないときは太陽光や蛍光灯が直接あたらないように、保管する事をお勧めいたします。
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切創力6.9Nについての考察
日本化学繊維検査協会データで得られた6.9Nの値は刃物に対して絶対の安全が保証される強度ではありません。ガラステーブルの上にジャケットを置いて小型のカッターナイフで力強く切った場合、刃先が沈まないのでケブラー繊維は簡単には切れませんが、少し弾力のある台の上にジャケットを置いて力強く切った場合は刃先が繊維に深く突き刺さりますので断裂的に切れてしまいます。また切れ味の鋭いナイフを使用した場合はケブラー繊維でももう少し簡単に切れてしまいます。通常は切り付けられる側も動いていますのでそれほど簡単に切れることは無いかと思います。防弾・防刃ベストを製作する時はこれらの繊維を30枚以上使用するわけですから、1枚で造られた防刃ジャケットに過度の期待はしないようお願いします。防刃レベルは商品によって違ってきます。環境に合わせた商品をお選び下さい。
ケブラー繊維やスペクトラ繊維は糸の種類が多く、織り方や編み方の他、糸の太さや重さ、撚糸過程で使用される素材によって仕上がる製品の強度は大きく違ってきます。その為、ケブラー製品であってもスペクトラを使用した製品より強度が高い物もございます。アーマージャパングループでは可能な限り製品強度を提示してお客様への安心と信頼を提供することに努めてまいります。
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使用方法と注意
★本製品は耐切創用に優れていますが絶対の安全を保障する製品では
ありません
★本製品は先端が鋭利な針、釘、千枚通し、キリ等への貫通防止機能はありません。
★衝撃を防護する機能はございません。
★旋盤、チェーンソウ、丸のこなどの機械への防護機能はありません。
★破れたり、破損した場合は安全のため、新しいものをお求めください。
★ケブラーは高温に耐えますが、断熱性はありませんのでご注意ください。
★着用部分(素肌)に異常が見られたときは使用を中止して下さい。
★乾燥機、アイロンの使用は禁止です。
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ウエストは縮めた時の長さと引っ張った長さを計測しています。また計測方法や商品の個体差もありますので多少の誤差はございます。
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